2025年6月7日・21日の2日間にわたり
静岡大学にてアイデアソン&データソンを開催しました。

テーマは「防災」。

防災に関する地域課題をもとにアイデアを出し、必要なデータを探して分析
ダッシュボードで可視化し、発表まで行いました。

今年は、データやダッシュボードの作成方法についても説明を交えながら進行し
初学者でも安心して取り組める設計となっています。

イベントを通して、成果(アウトプット)だけでなく、その先にある価値(アウトカム)にも目を向け
Input・Process・Output(IPO)の視点を取り入れたアイデアの深化を目指しました。

また、審査員として参加した浜松市職員からは、実務に即したフィードバックが寄せられ
参加者のアイデアがより現実的に磨かれました。

今年度の参加者は、静岡大学の学生だけでなく
星稜高校の高校生や大学院生、社会人なども参加し多角的な意見が飛び交い場となりました。

参加者からは
「それぞれ違う考えを持った中で、アイデアを一つにまとめていく大変さもあったが
自分では思いつかない視点からの意見が出てきて
それを議論していく中で”自分たちのアイデア“にすることができた」
といった声が聞かれました。

また
「アイデアを実現するにはどうすればいいかという壁にぶつかり
仮説が違っていたり、必要なデータがなかったりする中で
“できないから諦める”のではなく、“どうすれば形にできるか”を考えるようになった」
「データに触れてロジックを固める、という今まで触れてこなかった切り口に触る体験ができた」
など、参加を通じて得た学びや手応えを感じる声が聞かれました。

この取り組みは、全国規模で展開されている『Urban Data Challenge(UDC)』にも応募可能です。
UDCの地域拠点として、シビックテック・ラボは静岡ブロックを担当しています。
今年度のUDCでは「防災・防犯」が重点テーマであり、学校連携や学生への活動証明書の発行など、次世代育成にも力を入れています。

動画

写真

シビックテック・ラボは過去にも静岡大学でアイデアソン/ハッカソン/データソンを実施しています。

詳しくはこちらをご覧ください:

シビックテック・ラボでは

  • イベントのファシリテーション
  • データ活用、可視化の指導
  • ダッシュボードの作成支援
  • コンテストへの橋渡し

などを行っています。

「うちの地域でもこういうアイデアソンやってみたい」
「学生が主体的に動き出すきっかけをつくりたい」
そんな思いがある方の、ご依頼・ご相談をお待ちしています。

Let’s go & Next challenge !

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