アイデアソン/ハッカソン/データソン

何のために行うのか?それが問題だ

短期間で何かを作り上げるイベントです。
チームで取り組み、プレゼンをしてアウトプットに優劣をつけます。

これらのイベントはアウトプットはそれぞれ異なりますが、
本質的には解決したい課題や、新サービス、新たな価値を生み出す為の
スプリンターとしての役割が求められます。

短期間で集中的に行うイベントの為、アイデアや開発の精度よりも
これまでにない、新たな価値の創出に重点が置かれています。

また、参加者はイベントの短い期間のプロジェクトとしての仲間です。
制作物に関しての長期的な運用や、法人化についてはイベント中には議論されません。
創られた作品は、イベント主催のものでも、自治体に献上されたものでもありません。
制作物に関して著作権は制作した側にあります。

我々はクリエイターとして、この世に生み出されたものへの責任と共に
製作者をリスペクトします。

自治体が行う際には、オープンデータの利活用を推進することを目的に
イベントを行う事業をよく見かけますが、
実際にイベントに参加した人たちがオープンデータに満足することはありません。

むしろ実際にデータを利用してみて、
使いづらさや不便さ、不足を感じることの方が多いです。
それは、公開する側にデータを活用するための知識がなく、
解決してほしい課題も、それに必要となるデータの準備も曖昧だからです。

市民に向けてオープンデータを推進するなら、イベントをする前に
庁内で公開したデータを使い、データをブラッシュアップしてから開催することを推奨します。

アイデアソン、ハッカソン、データソンなどは、○○とマラソンを掛け合わせた造語です。
下記に提示してあるもの意外にもwikipedia編集に特化したエディタソンなどもあります。

アイデアソン

解決したい課題や新サービス、新たな価値を生み出すための
アイデア創出をアウトプットとします。

ハッカソン

開発作品をアウトプットとします。
デバイスにインストールして利用するアプリケーション、
Webサイトで動くアプリケーション、
IoTやメカトロニクス、
ジオコーディング、機械学習など

コーディング(またはローコード)をして動かすものを開発作品とします。

データソン

特定の指標や課題の解決などに対して、
データ分析した結果をアウトプットとします。
ダッシュボードやデータビジュアライズを利用し、
分析結果をわかりやすく示すことも求められます。

4月 見積もり/契約

・キックオフ、開催会場、日程の決定など

5月 準備期間 

・広報、会場装飾、ノベルティ、ワークシートの作成など

6-7月 告知

・審査、副賞、スポンサー等の集客など

8月 開催

・イベント運営、審査など

9月 ご請求

・報告書の提出など

企画〜運用から、ファシリテーターのみ、審査員のみも対応可能です。

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