我々が目指す価値創造
やれる地域と人が増え続けること
それが、我々の価値創造である。

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1.我々が目指す価値創造
1.我々が目指す価値創造
価値とは、誰かから与えられるものだろうか。
それとも、自分たちで見つけ、つくり出していくものなのだろうか。
我々は、地域の人たちが、自らの手で課題に向き合い、
技術や仕組みを使って、価値を生み出していける社会を目指している。
そのために必要なのは、正解ではなく“武器”だ。
考え方、ツール、つながり。
我々はそれらを“使える形”で届け、動き出すきっかけをつくる。
人は「できるか」では動かない。
「やるかどうか」を決められるかどうか。
だからこそ、ときには少し強引にでも背中を押す。
最初の一歩が踏み出せれば、その先は自分たちで歩いていける。
我々は中間支援として、価値を与えるのではなく、
価値が生まれる瞬間に立ち会いたい。
伴走しながら、挑戦する人に武器を渡す。
それが、シビックテック・ラボの考える価値創造だ。
2.代表メッセージ
2.代表メッセージ
今、目の前に助けを必要としている人がいるなら、助けなければならない。
その人が「助かりたい」と願っているなら、なおさらだ。
誰も手を差し伸べようとしないのなら——我々がやる。
その覚悟が、我々の原点であり、行動の理由だ。
地域には、まだ見えていない課題が、山のようにある。
誰かが解決してくれるのを、待っているだけでいいのだろうか。
本当に必要なのは、自分たちが動き出す、その最初の一歩だ。
我々はこれまで、数えきれないほどの地域の現場に入り、
住民や行政の方々と、ともに考え、悩み、手を動かしてきた。
けれど、すべてを代わりにやるつもりはない。
我々の役割は「解決者」ではなく、
「ともに解決に向かうパートナー」でありたい。
動き出すための武器や視点を手渡し、
隣で伴走しながら、一歩ずつかたちにしていく。
それが、私たちシビックテック・ラボの中間支援というあり方だ。
そして今、我々が向き合っているのは、情報社会のただ中で生きる時代だ。
情報をどう使い、どう残していくか。
その実験を、我々は地域の現場で続けている。
自分たちのまちにとって、何が大切で、何を未来に残していくのか。
その問いに答えを出せるのは、行政でも企業でもない。
そこに暮らす人たち自身だ。
けれど、どう動き出せばいいのか、誰もが最初はわからない。
だからこそ、我々は中間支援として並走し、情報を編み直す視点や、
デザインといった“使える手段”を、武器として手渡していく。
地域の記憶が、ただ失われていくのを待つのではなく、
自分たちで記録し、共有し、未来に渡す。
トライする人を増やし、つながりを生み出し、
社会の見え方そのものを少しずつ変えていく。
我々が目指すのは、価値を与えることではない。
価値を生み出せる人が増える、その最初の一歩を共につくることだ。
「どこから手をつければいいのか、わからない」
「話せる相手が見つからない」
そんなときこそ、私たちに声をかけてほしい。
あなたのまちの「これから」を、一緒にかたちにしていこう。
シビックテック・ラボ 代表 市川博之